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- ワイヤー放電加工
ワイヤー放電加工とは?大東技研のワイヤー放電加工の強みと加工製作事例をご紹介します

ワイヤー放電加工とは、マシニング加工で素材に貫通した後、上下にワイヤーを通し、ワイヤーから放電することによって加工を行う機械加工技術です。ワイヤーに流れる電気の力を利用し、高温で素材を溶かすことによって素材を加工します。
硬度が高くても電気を通す素材であれば、一筆書きを行うように加工することができます。細いワイヤーを使用するため、高い精度が必要な部品の加工に適しています。
ワイヤー放電加工のメリット
ワイヤー放電加工の主なメリットを3つ解説します。
1. 素材と工具を非接触で加工できる
ワイヤー放電加工では、放電された電気が素材を加工するため、素材と工具を直接当てなくても加工できます。そのため、素材が熱の影響を受ける範囲が少ないのも特徴です。
2. 高精度で加工できる
非接触で加工できるため、素材に強い力が加わることや変形が起こることを防ぐことができます。高い精度を求められる加工や、複雑な形状の金属加工に効果を発揮します。
3. 硬度が高い素材でも加工できる
高硬度でも導電性の素材の場合は、加工することが可能です。鉄やステンレス、非常に硬い超硬合金などの耐久性の高い素材も、高精度で加工できます。
ワイヤー放電加工で出来る加工内容
大東技研では、ワイヤー放電加工によって、半導体製造装置、生産設備の検査機器、精密機器、先端電子部品製造装置などの部品の高精度加工を行っています。大東技研のワイヤー放電加工の強みを3つご説明します。
1.複雑な形状も高精度に実現
超精密な加工が得意なため、複雑な形状の部品も、ワイヤー放電加工で一筆書きのように加工します。また、細部にまでこだわりを持ち、高品質で美しい外観の部品に仕上げることが可能です。
2. 最大28cmの厚みの素材に対応
最大28cmまでの厚みの素材の加工を行っています。ご要望に合わせて、オーダーメイドで丁寧に製品をつくり上げ、多品種小ロットの製作を得意としています。
3. ミクロン単位の超高精度加工
公差±2μmの高精度加工を実現し、高精度部品のニーズに対応しています。組み立てやすく、なめらかに動く部品を設計、製作することが可能です。徹底した精度管理を行い、製品寿命の長い正確な加工を得意としています。
大東技研のワイヤー放電加工製作事例
大東技研で製作した部品のワイヤー放電加工事例をご紹介しています。詳しくは、製作事例ページからご覧ください!
大東技研では、切削加工から検査までワンストップで行うなど、できるだけ短納期で対応できる最適な加工方法をご提案します。ワイヤー放電加工でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。